Google Apps Script(GAS)で、外部サービスと連携するときなどに、APIキーやトークンなどを使うことがあります。
そのときに、APIキーをコードにベタ書きすると、GitHubにあげたときに他人に知られてしまうかもしれません。
GASでは、『PropertiesService』というものが用意されており、これを利用することでコードにAPIキーを書かないようにすることができます。
PropertiesServiceの使い方
PropertiesServiceを使えば、KeyとValueがペアになった文字列を格納することができます。
文字列を格納するには、スクリプトエディタでプロジェクト設定をクリックします。
下にスクロールすればスクリプトプロパティがあるので、『スクリプトプロパティの追加』をクリックして、プロパティと値を入力し保存します。
ここでは『API_KEY』がキーの名前になり、『123456789』がキーの値になります。
以下のスクリプトでキーを取得することができます。
function myFunction() {
const KEY = PropertiesService.getScriptProperties().getProperty('API_KEY');
console.log(KEY);
}
このように、PropertiesServiceを使えば、コードにAPIキーを書かなくてもよくなりました。
まとめ
GASで、APIキーなどを使うときは、PropertiesServiceを使うことでスクリプトにAPIキーをベタ書きしなくてよくなります。
GASを使えばいろいろなことができます。雨をお知らせするアプリを作ったり、スケジュール通知アプリを作ることもできます。
参考
PropertiesService – Google Apps Script リファレンス