SNSに写真をアップロードしたいけど
- 子どもの顔を隠したい
- 友人の顔をぼかしたい
- 背景に写り込んだ人の顔を隠したい
そんな場合はありませんか?
最近はブラウザ上で簡単にぼかしやモザイクをかけられるサイトも増えていますが、写真データをインターネット上にアップロードすることに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、完全にパソコン内だけで完結する、顔にぼかしやモザイクを入れる安全な方法をお伝えします。
使うソフトは、完全無料で高性能な機能を備えている画像編集ソフト「GIMP」です。
GIMP は非常に高性能なソフトですが、機能が多すぎて初心者の方には「どのように使えばいいのかわからない」と迷子になりがちです。
この記事では、初心者の方でも迷わず簡単にぼかしをかける方法を、実際の画面のスクリーンショットを使って、わかりやすく解説します。
- GIMP でぼかしを入れる方法
- 境界を自然になじませる方法
- GIMP で編集した画像を JPEG や PNG で保存する方法
この記事では、Windows版の 「GIMP 3.2.4」を使用しています。
GIMPをインストールする
GIMP をインストールするために、公式サイトにアクセスします。
ダウンロードしたインストーラーを実行して、パソコンに GIMP をインストールしましょう。
GIMPで顔にぼかしをかける5つの手順
GIMP がインストールできたら、顔にぼかしをかけましょう。
手順は大きく5つです。
- GIMP で写真を開く
- ぼかしをかける範囲を選択する
- ぼかし処理のフィルターを選択する
- ぼかしの強さを調整する
- ぼかし処理を実行する
GIMP で写真を開く
GIMP を開いて、ぼかしをかけたい写真を開きます。
GIMP 上部メニューの「ファイル」→「開く/インポート」をクリックします。

加工したい画像ファイルを、GIMP の画面にドラッグ&ドロップしても開くことができます。
ぼかしをかける範囲を選択する
写真が開いたら、ぼかしをかける範囲を選択します。
範囲の選択は、左側のツールボックスから選択します。
アイコンを右クリックすることで「矩形選択」と「楕円選択」を選べます。
顔を選択するときは、楕円選択を使うのがオススメです。

ショートカットキーで選択することもできます。
- 矩形選択:キーボードの「R」
- 楕円選択:キーボードの「E」
マウスをドラッグして、ぼかしをかけたい範囲を選択します。

範囲を選択したあとで、マウスでドラッグすることで範囲の大きさを変えたり、移動させたりすることができます。
- 選択範囲の四隅や端をドラッグ:選択範囲の大きさを変える
- 選択範囲の中央をドラッグ:選択範囲を移動
Enterを押すと点線だけになり、大きさを変えたり、移動したりできなくなります。
ぼかし処理のフィルターを選択する
範囲の選択ができたら、上部メニューから「フィルター」→「ぼかし」→「ガウスぼかし」を選択します。

ガウスぼかしは、もっとも基本的なタイプのぼかしです。
ぼかしの強さを調整する
ガウスぼかしを選択すると、ぼかしの設定をする画面が表示されます。
「X方向の大きさ」と「Y方向の大きさ」でぼかしの強度を変えることができます。
値を大きくするとぼかしが強くなります。

分割表示を選択することで、元の画像と比較することができます。

ぼかし処理を実行する
ぼかしの設定が終わったら「OK」をクリックします。
選択範囲がぼかし処理されます。

上部メニューから「選択」→「選択の解除」で選択を解除することができます。
境界線をふんわりなじませる
境界をぼかさずに処理すると、ぼかした部分と元画像の境目が不自然になることがあります。
自然な仕上がりにしたいときは、選択範囲との境界をぼかすのがオススメです。
ぼかす範囲を選択するときにツールボックスの「境界をぼかす」にチェックを入れます。
半径の数字を調整することで境界のぼかしの強さを調整することができます。
あとは、先ほどと同じようにぼかし処理をするだけです。

左が「境界をぼかす」にチェックしていない画像、右が「境界をぼかす」で「半径50」を設定した画像です。
ぼかしたところとの境界線がふんわりとなりました。

編集した画像を保存(エクスポート)する方法
GIMP で編集した画像を「保存」や「名前をつけて保存」しようとすると、一般的な「.jpg」や「.png」形式ではなく「.xcf」というファイルで保存されてしまいます。
そのため、普通の画像として保存するには「エクスポート」という操作をする必要があります。
上書きエクスポート
一番簡単なのは、上部メニュー「ファイル」→「sample.jpgに上書きエクスポート(W)」です。

これを選択すると、元画像に上書き保存することができます。
上書きされてしまうので注意が必要です。
名前をつけてエクスポート
もう一つの方法が、上部メニュー「ファイル」→「名前をつけてエクスポート(X)」です。
選択すると保存画面が表示されます。
画面上部の「名前」の欄に、ファイル名と拡張子(「.jpg」や「.png」)を確認して「エクスポート(E)」をクリックします。

エクスポートをクリックすると、画質などを選択する画面が表示されますが、基本的にはそのままでOKです。
「エクスポート(E)」をクリックすれば完了です。

まとめ
GIMP を使えば、無料で簡単に顔にぼかしを入れることができます。
手順は5ステップです。
- GIMP で写真を開く
- ぼかしをかける範囲を選択する
- ぼかし処理のフィルターを選択する
- ぼかしの強さを調整する
- ぼかし処理を実行する
オンラインサービスを使わず、パソコンだけで完結します。
子どもの顔や背景に写り込んだ人の顔を隠したいときに活用してみてください。

