クローニングのために、マスターPCを作成しようとしたときの記録です。
- 使用端末:dynabook B55/LY
- インストールメディア:Windows11 Pro 24H2
対処方法
今回の結論としては、IRSTドライバーを読み込むことでSSDが選択できるようになりました。
作業記録
パソコンのクローニングにはボリュームライセンスが必要です。
Microsoft 365 管理センターにアクセスして、購入していたボリュームライセンスのWindows11 ProのISOファイルをダウンロードしました。
このISOファイルを使ってインストールメディアを作成します。
ISOは5GBくらいの容量のため、USBで作成することにしました。
インストール用USBの作成には、Rufusを使いました。
USBブートするために、BIOSに入り、セキュアブートをオフにします。
あとは、USBからブートしてWindows11 Proのインストールを進めていましたが、ここで問題が。
インストール場所にSSDが表示されない
順序良く進んでいましたが、Windows11をインストール場所の選択で、ノートパソコンのSSDが選択に表示されていません。
BitLockerが影響しているのかと調べましたが、BitLockerもかかっておらず。。。
いろいろと調べると次のサイトを発見。
Windows 10またはWindows 11のリテール版をインストールする場合は、Windowsをインストールできるようにインテル ラピッド ストレージ テクノロジー(IRST)ドライバーをロードする必要があります。これは正常で、ハードウェアの欠陥ではありません。
リテール版と書かれていますが、とりあえずドライバーをロードしてみます。
今回のノートパソコンは、dynabook B55/LYなので次のサイトにアクセスします。
Intel Rapid Storage Technology DriverのTCH0930100B.exeをダウンロードします。
exeのままだと読み込めないので、7-zipを使ってexeファイルを展開しておきます。
この展開したファイルを読み込むことで、無事SSDが選択できるようになりました。