万年筆は、書くことの楽しさや手書きの良さを味わえる、魅力的な筆記具です。
書く時間が万年筆を使うことで特別な時間になります。
この記事では、万年筆の初心者に向けて、万年筆の魅力についてわかりやすく説明します。
万年筆の魅力とは
万年筆は、書き心地の良さ、高級感のあるデザインなど多くの魅力があります。
- 書き心地の良さ:ペン先に弾力があるので紙の上を滑らかに滑ります。書くのに力がほとんどいらないため、長時間書いても疲れにくいです。
- デザインの美しさ:万年筆には様々なデザインのものが多く、ペン自体が美術品のような雰囲気を持っています。自分の気に入ったデザインの万年筆を見つける楽しみもあります。
- インクの楽しみ:万年筆には多彩な色のインクがあります。定番のブラックだけでなく、さまざまな色味があり、魅力的な味わいや個性があります。
パイロットから多くのインクが発売されています。次は天色というインクです。
万年筆の使い心地
普段、文字を書くときにはボールペンやシャープペンシルを使うと思いますが、万年筆を使えばボールペンなどとは違う書き心地を体感できます。
万年筆は、インクがペン先から紙に浸透して文字を書きます。ペン先が柔らかいため、書いたときに紙との摩擦が少なく、なめらかな書き味が特徴的です。
ペン先にも種類があり、F(Fine)、M(Midium)、B(Bold)などのサイズがあります。
下にいくほど太くなります。
- EF(極細):システム手帳などの小さいスペースへの書き込みにおすすめです。
- F(細字):ノートや手紙などにおすすめです。
- M(中字):汎用性が高く、幅広く使えます。
- B(太字):チェックやサイン用におすすめです。
書くことが好きになる効果
デジタルツールが多く、手書きをする機会が減ってきていますが、手書きには良さがあります。
手書きには、デジタルにはない暖かさがあります。また、書くことに集中できるので、ゆったりとした時間を感じれるかもしれません。
お気に入りの万年筆が見つかれば、どんどん書くのが楽しくなってきます。
万年筆用のインクは、たくさん種類があるので、自分好みの色味のインクを選んで楽しむこともできます。
私も万年筆を購入してから、毎日字を書くのが習慣になりました。
Twitterでは、「#朝活書写」などのハッシュタグを使えば、いろんな方が書写した画像がアップロードされています。
おすすめの万年筆
万年筆の有名なメーカーでは「パイロット」、「プラチナ万年筆」、「セーラー万年筆」、「モンブラン」、「ウォーターマン」、「ペリカン」、「ラミー」などがあります。
万年筆と聞けば、高額なイメージがあるかもしれません。
しかし、いろんな万年筆メーカーから手軽な価格のものが発売されています。
自分の気に入った万年筆を選ぶのが一番ですが、ここでは、初めての方にもおすすめのリーズナブルな万年筆を紹介します。
- プレピー(プラチナ万年筆)
- プレジール(プラチナ万年筆)
- カクノ(パイロット)
- プレラ 色彩逢い iro-ai(パイロット)
- サファリ(ラミー)
プレピー
低価格でありながら、本格的な万年筆です。透明カラーで色とりどりのボディが用意されています。
手軽に万年筆を試したい方におすすめです。
プレジール
柔らかいフォルムの金属ボディで、耐久性もある万年筆です。
1年間使わなくてもインクが乾かない「スリップシール機構」を搭載しています。
カクノ
万年筆との初めての出会いが、大切なものとなるように。
そんな思いから生まれたのがカクノです。
六角形の軸で転がりにくく、グリップは三角形のため非常に持ちやすい、シンプルで使いやすい万年筆です。
プレラ 色彩逢い iro-ai
ショートサイズのスケルトンボディのため、インクの色を楽しむことができます。
インクが楽しめるように専用コンバータが付属されています。
サファリ
世界中の筆記具ファンから絶大な支持を集める定番シリーズです。
軽くて丈夫な樹脂製ボディで、正しく握れるようにくぼみがついています。
万年筆のある生活
私は、「プレラ 色彩逢い iro-ai」を購入しました。
決め手となったのは、スケルトンボディでインクを楽しめるところと、コンバータが付属しているところです。
せっかくの万年筆だからカートリッジのインクではなく、瓶のインクを使ってみたいですよね。
万年筆を買ってからは、字が書くのが楽しく、毎日字の練習をしています。
注意点として、万年筆はインクで書くので、使わないときはしっかりキャップをしましょう。
少し高いですが、キャップレスの万年筆も発売されています。
まとめ
万年筆の魅力など、書くことが好きになることについて説明しました。
- 書き心地がいい
- 手書きが楽しくなる
- インクの種類も多い
- お手頃価格で万年筆を始めることもできる
日常生活に万年筆を取り入れて少し贅沢な時間を過ごしてみませんか。