ブックマークレットを使用して、今見ているWebページのURLを取得してみます。
ブックマークレットとは
ブックマークレットとは、ブラウザのブックマークにプログラムを登録しておくことで、簡単な処理を行うことができる仕組みです。
ブックマークに、プログラムを登録することで、クリック一つで複雑な処理を実行することができます。
ブックマークは、よく見るWebページのURLを登録しますが、ブックマークレットは、よく使うプログラムを登録します。
簡単なブックマークレットを作ってみる
なんでもいいので、ブックマークを登録し、そのブックマークを編集します。
ブックマークのURLに次のコードを入力します。
javascript:(function(){alert("Hello,World");})();
ブックマークを登録し、そのブックマークをクリックしたら、Hello,Worldと書かれたアラートが表示されます。
見ているWebページのURLを取得するブックマークレット
見ているWebページをアラートで表示するコードです。
javascript:(function(){const%20url=location.href;alert(url);})();
コード中の「%20」はスペースを表します。このままだと見にくいので整えます。
javascript:(
function(){
const url = location.href;
alert(url);
}
)();
「location.href」は、現在のページのURLを表します。
それを変数「url」に格納し、alertで表示させています。
まとめ
ブックマークレットを利用することで、簡単にJavaScriptを実行することができます。
コード | 説明 |
window.location=”URL” | URLにページ遷移する |
document.title | ページのタイトル |
location.reload() | ページの再読み込み |
%20 | 空白 |
alert | メッセージアラートを表示 |