プログラミング教育が小学校で必修化になるなど、プログラミングが身近なものになってきました。学習するためのオンラインサービス、プログラミングスクールなども増え、プログラミングを始めるための敷居は低くなったと思います。
しかし、
- プログラミングを始めてみたけど楽しくない
- 始めてみたいけど続けられるか不安
といった悩みがあると思います。
それを解決するための方法は、自分が作りたいアプリを作ることです。
アプリを作成し、それが動く成功体験を積み重ねることでプログラミングが楽しくなります。それがプログラミングを続ける一番の方法です。
プログラミングが続かない理由

まず、つまづくポイントが、勉強するプログラミング言語の選択です。プログラミング言語はメジャーなものでも「HTML、CSS、JavaScript、Java、Ruby、Pyhon、Swift」と、かなりの言語数になります。
学ぶ言語を決めて勉強を始めても、覚える内容が多すぎたり、何に役に立つのかわからなかったり、モチベーションを維持するのが難しいです。
ほかにも、「ディレクトリ、コンパイル、オブジェクト、クラス」といった専門用語がオンパレード。プログラムを動かすためのソフトのインストールも続けるのが難しい要因の1つではないでしょうか。
C言語で始めたプログラミングの体験談
私が一番初めに勉強をしたのはC言語でした。プログラミングをすればエンジニアとして稼げるというのが始めたきっかけです。
C言語にした理由は、歴史が古いので情報が多いことやほかの言語に関する理解が深まるといったことを聞いたからです。
「C言語を勉強して稼ぐぞ!」と高いモチベーションで勉強を始めましたが、C言語をパソコンで使うためにはコンパイラというソフトをインストールする必要がありました。
すんなりインストールできず「あーでもない、こーでもない」と言いながらインストールできましたが、数時間はかかったと思います。この時点でモチベーションはかなり下がっていました。
その後、しばらくは勉強を続けましたが、「画面に『”Hello,world!”』って表示して何になるの」っていう感じでやめてしまいました。
今思えばC言語の勉強は無駄ではなかったですが、もっと自分の役に立つようなアプリを初めのころから作っていたらもっと続いていたのではと思っています。
続けるためには楽しむこと
このような私の体験も含め、まずは環境構築が不要な言語で始めるのをおすすめします。個人的なおすすめは Googleが提供する「Google Apps Script」です。無料で利用でき、環境構築も不要です。
最低限の基礎だけ勉強した後は、自分の作りたいアプリを作りましょう。 基礎から順番に勉強するのも大事ですが、まずは作りたいものを決めて、それを実現するためにはどうすればいいのか? 試行錯誤しながら学んでいきましょう。
英語の学習も、英単語や文法などの基礎を勉強するのも大事ですが、外国人との会話を通して英語を楽しむのが1番ではないでしょうか。
まとめ
プログラミングを学ぶことが目的になっていませんか?
プログラミングは、問題解決や生活を快適にするアプリ作成のための手段です。どんどんアプリを作ってアウトプットしていきましょう。